いま主流となったSUVは、悪路走破性だけでなく、日常の移動をいかに快適に過ごせるかが重視される時代にある。そんな中で見落とされがちなのが、タイヤがもたらす価値だ。路面と唯一接する存在であるタイヤは、静粛性や乗り心地、さらには走りの質までも大きく左右する重要な要素。では、もしタイヤを変えるだけでその快適性が一段引き上がるとしたらどうだろうか。ブリヂストンのSUV向けプレミアムタイヤ「ALENZA(アレンザ) LX200」を実際に試し、その実力を確かめてみた。
SUV時代だからこそ重要なタイヤ選び
現在、もっとも人気のある乗用車のジャンルはSUV。車体は小さなタイプから大きなサイズまであり、また得意とするステージは険しい悪路を進むことができる本格オフローダーから、オンロードにおける走行性能や快適性を重視したものまで、その方向性は多種多様。好みに応じて選べる状況と言っていいでしょう。
マーケットを見ると、本格的なオフローダーも根強い人気を持ちます。しかし、それらは少数派。多くのユーザーが求めるSUVは、オンロードでの快適性を求めたタイプとなっています。
ひとくちにSUVといってもかつてとはニーズが変化し、悪路での走破性よりも快適性や移動の質が重視されているのが今どきのSUVなのです。
そこでお伝えしておきたいのが「タイヤがどんな価値を提供してくれるのか?」という話。クルマに興味がある人なら、履くタイヤによってクルマの特性や味付けが変わることをご存じでしょう。
車体が路面と接している部分はタイヤしかありません。人間だってどんな靴を履くかによって歩きやすさや運動能力、それから快適性も変わってきます。それと同じで、クルマも履くタイヤによって特性が変化するのです。
具体的にいえば、得意とする路面(悪路が得意なのか? それとも舗装路を得意とするか)、運動性能、乗り心地や静粛性といった快適性、そして安全性などです。
愛車のタイヤが交換時期を迎えて新しいタイヤに履き替える際は、そんなタイヤのキャラクターをしっかり見極めてタイヤ選びをすべきなのは言うまでもありません。
